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2013年5月25日土曜日
【ガンダムオンライン】 集弾性能と射程
多分に仮定が含まれているので話半分程度に。
ガンダムオンラインには集弾性能という項目がある。
簡単に言えばどれだけ狙ったところに弾が飛んでいくかを数値化したものだ。
集弾性能は立ち状態を基準として特定の条件で上下している。
・集弾性能が上昇する条件
ロックオンする
座る
・集弾性能が低下する条件
移動する(影響度は、ジャンプ>ダッシュ>歩き)
連続で射撃する
集弾性能はそのまま交戦距離と直結するので無視することはできない。
可能な限り集弾性能が上昇するように立ち回ることでDPSを理論値に近づけ、ダメージ勝ちを狙っていく必要がある。
ところで武器の強化項目に集弾性能があるわけだが、この項目を検証するのは非常に難しく現状では体感で交戦距離を把握する必要がある。
仮に集弾性能を強化たとしてもどの程度の効果があるのかがはっきりとわかっていない。
なので仮設を立てて計算してみる。実測はしない(ぁ
集弾性能は元の数値をAとしたとき、
A + (1000 - A) * 0.2 まで強化できる。
あり得ないことだが、仮に集弾性能1000の武器があったとすれば完全に狙った位置に弾が飛んでいくのだろうか?
計測はできないがそうであると仮定する。
強化で増加する部分が及ぼす影響が他の項目同様だとすると、集弾性能が示しているものとして考えられるのは、
1.着弾する可能性がある範囲(円とする)の面積
2.着弾する可能性がある範囲の半径
3.照準先と弾道の成す角度
あたりが有力だろう。
しかし後述する射程との関連性を考えると角度は矛盾が生じるので角度ではないと考えられる。
1.の面積場合は強化可能値から20%ほど削減されているのが分かる。
その場合の上昇量は25%となる。
半径としては約89%で11%の上昇量となる。
2.の半径の場合、最終的に着弾する円の面積としては約53%の上昇、面積比で64%となる。
2.の場合はあまりに性能が向上しすぎているので半径ではないだろう。
1.の場合は面積比では80%と上昇率が高く見えるが、実際に狙った点と着弾点でのズレは最大で半径分となるので約10%と他の項目と同程度の数値に収まることになる。
よって集弾性能の示すところは1.着弾する可能性がある円範囲の面積である可能性が高い。
前述の集弾性能についてはおまけで、ここからが本題。
ガンダムオンラインにおいて射程は単に攻撃が届く距離というだけではなく、集弾性能にも関っている。
これについては散弾系の武器を持っていて、かつ射程補正のある機体を作ってみてもらえば分かりやすいだろう。
目に見えて集弾性能が向上している。
先ほど集弾性能が示すものが角度であった場合矛盾が生じるといった点はここで、仮に集弾性能が示すものが角度であった場合、射程を延長しても同じ距離での集弾密度は変化しないはずである。
しかし現実には射程延長によって集弾密度は上がっているので仮定したものと矛盾してしまう。
上記と集弾性能が(恐らく)円面積を示していることから、最終的な集弾密度は<b>最大射程において集弾性能の示す面積に集弾する</b>ように設定されていると推測することができる。
そこで以下に示すような図で考える。
Lを武器固有の射程、Dを延長された射程、Rを集弾する円の半径とする。
rが示すものは射程延長後の距離Lにおける集弾円の半径とする。
数学的な細かい話は置いておくとして、結論を述べると
R:r = L+D:L
となる。よって
r = L/(L+D) * R
となる。
上昇率という点で考えればRにかかっている係数の逆数を取ればよいので、上昇率Kは
K = (L+D)/L
となる。
Kは通常の強化では1.1が限界となるので距離としてのズレは10%の向上。面積としては21%の上昇となる。
つまり、集弾性能だけに焦点を当てれば集弾性能を上げた方が効率が良いが、射程延長の場合は副次効果として集弾性能がほぼ同程度に上昇していることになるので強化回数に対する効果が大きいということになる。
また射程延長の特性が乗ることから機体によっては集弾密度を大幅に上昇させることができるということが分かる。
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