今後はゲームの統計データから主に平均撃破数(1戦場辺りの撃破数の平均)及び平均使用数(1戦場あたりにその武器が持ち込まれている数の平均)を基準に行う予定とのこと。
統計データを元に調整を行うというのは方向性として正しいと思う。
しかしこの文面では本当にそれでいいのかと不十分に感じられる点が出てくる。
というのも平均使用数≒使用率は問題ないが平均撃破数を基準にした場合、対拠点で飛びぬけている武装や面制圧・削り性能が突出している武装が対象となりづらいと考えられる。
現状だとギャンのハイドボンブがそれに該当し、事実調整の対象となっていない。
調整内容を確認すれば分かるが、寒ジム(金)・ギャン・ゾゴック以外については基本的に使用率の低い武装が強化されるという認識で問題ない。
上記3機についてはその機体の主武装が弱体化される予定となっている。
ジム寒冷地仕様
グレランの爆風範囲がBZと同程度になり、持ち替えモーションが発生するようになる。割とどうでも良いと思っている機体なのでまぁこんなもんだろうという評価。
使い勝手は変わるだろうが、ちゃんと使えている人にはそれほど影響のない変更だと言える。
ゾゴック
ブーメラン・カッターが1回撃ちきりになってリロードが上昇。S型のみ誘導性が若干低下する。
2回目が即座に撃てたというのが飛び抜けた性能の一端だったので、これも妥当な修正だろう。
誘導性の低下については程度によるが、S型が強かったのは誘導性はあまり関係なかったのでそれほど影響ないのではと予想している。
しかし他に射撃武装をもっていないので、総弾数を少し増やしても良いのではないだろうか。
ギャン
ニードル・ミサイルが軒並みリロード増・弾数減(Mのみ弾数増)。S型とM型は射程も短くなる。
ニードル・ミサイルはブーメラン・カッターを除けばメイン武装として飛びぬけていたのでこの修正は止む無しだろう。
ハイドボンブには調整が入らないので圧倒的な面制圧力は健在だろう。
その他の武装
使用率の低い各武装のM型とH型が主に強化される。M型はまた数が大幅に増え連射速度も向上する。
ただし同時に集弾性が低下しリロード時間も伸びる。
H型は射程と集弾性が強化され、ものによってはロックオンも上昇する。
ロックオンは強化に影響が出てくるのであんまりうれしくない気もするが、まぁ再強化しろということなのだろう。
BZ系ではM型に加えてW型とS型も強化される。
それぞれ爆風範囲と弾速が強化されるので長所を伸ばす形となる。
グレネード系も全体的に強化され、威力上昇・範囲拡大などがある。
着発系の使い勝手が大幅に向上しそうだ。
またドムの拡散ビーム砲とB3を除いた散弾系の威力が強化される。
射程補正・スプレーシューター持ちにとっては新たな選択肢が増える可能性が高い。
特にHとFには期待できそうだ。
公開されたデータはデータの収集期間および調整対象となっていない武装のデータが明らかになっていないので一概に数字だけを見て判断はできない。
また、先述の通り対MS想定で装備しているわけではない武装も多々含まれているので評価が難しい。
しかし、平均撃破数を平均使用数で割れば大まかな現状を知ることはできるだろう。
レポートとして調整対象だけでなく全ての武装のデータを公開してほしいところだ。
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